講師のakikoです。
講師業をしていますが、この時期はもっぱら「アロマテラピー検定」関連の講座を担当しています。
アロマテラピー検定とは、アロマテラピーを正しく安全に楽しむために必要な幅広い知識を身につけているかを問う試験。
2015年1月末時点でのアロマテラピー検定合格者は、329,350名だそうです。
すごい人数ですよね!

私が受験したのは10年以上前ですが、その当時からすでに男性の受験者の方がちらほら見受けられました。
ここ最近はさらにその割合が高くなってきているんだとか。
整体師、美容師、薬剤師といった職業の方も多いそうです。

実際に、ここ数年「メンズアロマテラピー(アロマセラピー)」というカテゴリができ始め、男性のみのアロマスクールが開設したり、アロマショップで男性を見かける機会が増えてきました。

考えてみれば、男性が美容院に通うというのは父親世代では考えられなかったような・・
男性が美容院に通うことに違和感がなくなってきた今、アロマテラピーも男性の中で当たり前のように親しむ日がくるような気がしています。

実際にうちの主人は、もう7年近く手作りアロマ化粧水を愛用しています。
そのときの肌悩みに合わせて作ってあげていますが、ここ数年は何の精油が入っているかを香りで当てたり、使う精油をリクエストするようになってきました。

というわけで今回は、アロマに親しむ主人から男性ならではの悩みを聞き出したので、それに対応するアロマケアをお伝えしたいと思います。

●水虫のかゆみ
水虫は白癬菌と呼ばれる真菌が繁殖して起こる皮膚病。
抗真菌作用や抗菌作用のある精油を使います。
簡単なのは足浴。
天然塩かキャリアオイルにティートリー精油3滴入れてかき混ぜます。
お湯をはった足浴用のたらいに入れてよくかき混ぜて足浴しましょう。
足浴後は、コーンスターチや米粉にラベンダー&ティートリーを入れてかき混ぜて、パウダーをはたきます。

●体臭ケア
さっぱりとした香りを上手に使うのがポイント。
1番のオススメはサイプレス。
サイプレスは過剰な体液を抑えたりデオドラント効果が期待できます。
多汗の傾向にある人向きの精油です。
アロマスプレーとして携帯したり、入浴時に使いましょう。
爽やかなレモンの香りと組み合わせるのもオススメです。

●薄毛・抜け毛
遺伝や加齢だけでなく、ストレスも要因の1つ。
好きな香りを使ったり、血行促進のローズマリー、頭皮の皮脂バランスを整えるシダーウッド、リラックス効果の高いマジョラムなどで、スカルプケアをしてみましょう。

●顔のてかり
体臭ケアでも触れた過剰な体液を抑えるサイプレスがオススメ。
またレモンは無駄な脂を取り除いてくれます。
ただし光毒性があるので、紫外線に当たらないように注意が必要です。
シダーウッドやゼラニウムも向いています。

アロマキュア講座は、男性の方もご参加いただけますので、お一人ででも、またカップルやご夫婦での参加もお待ちしております♪