アロマテラピーは植物から抽出された天然の精油を使い、心身を健やかに保つ方法です。アロマテラピーとは1920年代にフランスの科学者ルネ・モーリス・ガットフォセによって作られた造語で、日本では芳香療法と訳されています。
アロマテラピーの手順は気分や症状、用途に合わせ、方法を決め、精油を選び実践します。
アロマテラピーは精油を使い心身共に有益な効果を与えます。始めるにあたって、アロマテラピーの働き、精油の特性・種類、アロマテラピーの方法、注意事項を知っておく必要があります。

精油を使ったアロマテラピー、もっと厳密にいえば植物から精油を蒸留する方法は近代に始まったことですが、植物の芳香成分を様々な場面で用いるのは古代から行われてきました。蒸留技術がないため、芳香植物を薫香や浸剤として用いていました。古代の人々は芳香を放つ植物が体の不調を整えることを経験的に知っていたのです。

古代での芳香療法は呪術的な意味合いが強かったのですが、現在では精油の身体に働きかける作用が科学的に立証され、より緻密に行われています。それでもアロマテラピーには科学で解明されていない未知の部分も多く、そこに大きな魅力があるともいえます。

アロマテラピーの効果、危険性は誇張されていることが多くみられます。アロマテラピーは極端な方法をとらなければ極めて安全で楽しいものです。アロマテラピーのある生活は心を豊かにし、体に健康をもたらします。ぜひ、チャレンジし興味を深め、本当の素晴らしさを体験してください。